この度、訪問看護ステーションこもれびは開設3年目を迎えることができました。
これもひとえに、ご利用者様やご家族様、支援機関の方々、医療機関の皆様のお陰です。
心より深く御礼申し上げます。
私たちが日々の積み重ねで感じていることは、精神科看護の奥深さと知識の膨大さです。
知れば知るほど自らの未熟さに気付かされ、頭が下がる思いです。
精神科は、全ての領域の基本の基、土台。
自然で例えるならば、大地だと感じています。
大地を整え、癒し、潤うと、根は自らの力でしっかり大地に張っていきます。
その根っこから栄養や水分を吸収して、やがて小さな芽が殻を破って空に向かって少しずつ伸びて、育まれていく…
そんなイメージを抱きながら、
私たちスタッフ一同は、精神科医療従事者としての誇りを持って日々歩んでいます。
これからも、こもれびの理念の〈主体性と尊重〉を大切にしてまいりたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
訪問看護ステーションこもれび
所長 中村摂子